頭痛の種類を自分で知るにはどうすればいいですか?
 

頭痛はさまざまな原因で起こるので、痛いからといってすぐにこの頭痛ですとは言い切れないことが多いです。
 

とはいえぞれぞれの頭痛には特徴があり、自分の症状に照らし合わせてみると種類を特定するための手掛かりにはなります。
 

症状が似ていて紛らわしいものや明らかに異常なものもあるので、1つずつチェックしていくことで判別できるかもしれません。
 

そこで今回は頭痛を自己診断するときのチェックポイントを紹介していきます。

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1.頭痛の診断方法は?自分の症状をチェックしてみよう!

 

頭痛は慢性頭痛とそれ以外の日常的に起こる頭痛、そして脳の病気に伴う危険な頭痛に大きく分けられるので、順番に見ていきましょう。
 

①慢性頭痛

 

片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛の3つはいわゆる頭痛持ちの頭痛で、頭痛全体の約80%はこのタイプです。
 

・片頭痛の場合

 

ズキズキと脈打つような強い痛みが特徴で、光や音に敏感になったり吐き気などを伴い、頭や体を動かすと頭に響いてさらにひどくなる傾向があります。
 

【チェックポイント】
 

  • 肉親に同じような頭痛を持つ人がいることが多い。
  • 月に平均2〜6回頭痛発作が起こるが、発作が過ぎれば何ともない。
  • 60%は片側だけの痛みで、脈打つような痛みのことが多い。
  • 動くと痛みが増すため、じっとしているほうが楽である。
  • 痛みがひどくなると吐き気がしたり、吐くことがある。
  • 頭痛の最中は光と音がわずらわしく感じることが多い。
  • 仕事や家事に支障をきたすほど強い痛みのことがある。
  • 生あくび、首すじの張りなどが先行することが多い。

 

これらに当てはまれば片頭痛で、血管を広げてしまう入浴や運動、マッサージなどは厳禁で、痛む部分を冷やし静かな部屋で休み、我慢できない場合は専門医の診察を受けることが必要です。
 

・緊張型頭痛の場合

 

後頭部を中心に頭全体が締め付けられるような重苦しい痛みが特徴で、肩や首のこりを伴うパソコンを使った後に痛み、軽いめまいを伴うことがあります。
 

【チェックポイント】
 

  • 後頭部を中心に両側が痛む。
  • 重苦しい感じや頭をベルトで締めつけられているような痛み。
  • 首や肩のこりをともなうことが多い。
  • 吐き気やおう吐はない。
  • 動いても痛みは悪化しない。

 

これらに当てはまれば緊張型頭痛で、入浴などで首や肩周辺を温めたり、ストレッチやマッサージしたりして筋肉の緊張がほぐすと、痛みが和らぎます。
 

また、普段から長時間同じ姿勢を続けたり、ストレスをため込まないことも大切です。
 

・群発頭痛の場合

 

目をえぐられるような激しい痛みが特徴で、一度症状が出始めると1~2カ月間続き、毎日のように1~2時間、頭痛があらわれるようになります。
 

【チェックポイント】
 

  • 夜中や早朝に起こること多い。
  • いつも同じ片側の目の奥・こめかみが痛い。
  • 耐えがたい激しい痛みである。

 

これらに当てはまれば群発頭痛で、この頭痛は発作時の痛みが非常に強いため、頭痛専門医に相談した方が良いです。
 

②慢性頭痛以外の頭痛

 

・脳の病気に伴う危険な頭痛

 

くも膜下出血や脳出血といった、脳の病気によって引き起こされる危険な頭痛があります。
 

【チェックポイント】
 

  • 今までにない強い頭痛
  • 突然の激しい頭痛
  • 痛みが急に強くなる
  • 回を重ねるごとに痛みが徐々に強くなる
  • 発熱を伴う頭痛
  • 手足のしびれがある
  • けいれんを伴う
  • 意識がもうろうとなる

 

このようないつもと違う頭痛の場合には、すぐに医療機関を受診する必要があります。
 

・生活の中で起こるさまざまな頭痛

 

普段の生活の中でも頭痛になる可能性は充分にあり、例えばメガネを新調した時は新しいメガネの度に慣れず、目が疲れて頭痛が起こります。
 

またアイスクリームやかき氷を食べた時、のどの奥が冷たいものに刺激され脳に伝わる途中で神経の混線が起こり、こめかみや前頭部・側頭部に痛みを感じることもあるのです。
 

そして、 風邪をひいた時に発熱、咳、くしゃみなどで起こる頭痛やアルコールの血管拡張作用による二日酔いの頭痛などもあります。
 

これらの頭痛は、それぞれの原因にあった適切な処置をすれば治るものなので症状に応じて適切に対処していくことが必要です。
 

2.頭痛が原因で起こる頭痛とは?

 

ほかの頭痛とは違いもともと頭痛持ちの人が頭痛薬の飲み過ぎによりよって頭痛が起こるようになった状態のことで、薬物乱用頭痛といいます。
 

市販の鎮痛薬の飲み過ぎによるものが多いですが、医師から処方された薬によっても起こることがあるのです。
 

①薬物乱用頭痛チェックポイント

 

  • 月に15日以上頭痛がある。
  • 頭痛薬を月に10日以上飲んでいる。
  • 朝起きたときから頭痛がする。
  • 以前はよく効いていた頭痛薬が効かなくなってきた。
  • 薬をいくら飲んでも頭痛が以前よりひどくなってきた。
  • 頭痛の程度、痛みの性質、痛む場所が変化することがある。
  • 以前は月に数回、片頭痛が起こっていた。

 

このような症状が当てはまる人は薬物乱用頭痛の可能性があります。
 

②治療は医師のもとで

 

治療のポイントになるのは、以下の3つです。
 

  • 原因薬物の中止
  • 薬物中止後に起こる頭痛に対する治療
  • 予防薬の投与

 

まずは乱用の原因となった薬物を中止して、その後に起こった頭痛は別の治療薬で対処することが必要です。
 

そのためにも頭痛ダイアリーを使い、頭痛が起こった日数や薬物使用日数を適切に把握したうえで経過観察しながら治療を行います。
 

③薬物乱用頭痛にならないための心がけ

 

  • 頭痛薬の使用は、服用回数を守り、月に10日以内の使用でとどめること。
  • 市販の鎮痛薬を、予防的に飲むのは避けること。
  • 薬を買う時は、主成分が単一の鎮痛薬を選ふこと。
  • 市販薬で、無水カフェインもしくはカフェイン水和物が含まれているものは、習慣化しやすいので注意すること。
  • 頭痛ダイアリーをつける習慣をつけること。

 

3.頭痛の種類と診断のときのチェックポイントまとめ

 

頭痛の種類は一般的な頭痛と脳の病気による危険な頭痛に分けられ、自分がどの症状に当てはまるのかを確認することが大切です。
 

また頭痛薬の飲み過ぎで頭痛になることもあるので、痛いからといってあまり依存し過ぎない用意することも必要といえます。
 

普段の生活の中での食事や生活習慣を変えるだけでも改善できることがあるので、少しずつ治していくようにすると良いです。
 

頭痛の種類をチェックして、痛みを解消していきましょう!
 


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