風邪ひいて頭痛がする思ったら、目の奥まで痛くなってきた…
 

風邪の症状は普通せきや鼻水といったものですが、頭が痛くなることもあり、さらに目の奥まで痛みが出ることもあります。
 

ただの風邪なら栄養を取って充分な睡眠を確保すれば治りますが、目の奥に痛みを感じたら、ちょっと危険かもしません。
 

というのも、風邪はさまざまな病気の引き金となるので軽く見てると大きな病気に発展することもあり得るからです。
 

そうならないためにも、風邪による頭痛や目の奥の痛みが起こる原因と対処法について見ていきましょう。

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1.目の奥の痛みは副鼻腔炎が原因だった?

 

①急性副鼻腔炎

 

風邪をひいたあとに鼻水、鼻がつまりがいつまでも続いている、あるいは粘り気のある鼻汁になっているといった症状がみられたら、副鼻腔炎の可能性があります。
 

鼻の穴の奥にある4つの空洞のこと副鼻腔といい、ここに風邪やインフルエンザのウイルスや細菌などが入り炎症を起こすのです。
 

鼻の穴の粘膜がはれ、その奥にある副鼻腔の入口がふさがるため空気の流れが悪くなります。
 

軽度なら症状が自然に治まってしまうこともあるのですが、副鼻腔の中の圧力が変化することで痛みが生じます。
 

そのうえ鼻の穴の粘膜だけでなく副鼻腔内にまで細菌感染が生じると、濃い鼻汁が出たり発熱したりして目の奥のあたりの痛みがさらに増します。
 

こうした段階を急性副鼻腔炎といい、風邪が長引いているだけと思っている人も少なくありません。
 

急性副鼻腔炎が目に近い副鼻腔で起こると、少数ですが視覚異常を生じることもあり、もし鼻汁だけでなく目になんらかの異常を感じたときはすぐに受診する必要があります。
 

また最近、慢性副鼻腔炎にも非常に治りにくいタイプのものがあることや、アレルギー性鼻炎やぜんそくを併発しやすいことなどがわかってきました。
 

鼻汁などの症状が長引いているときには早めに受診することが大切なので、慢性副鼻腔炎についても見ていきます。
 

②慢性副鼻腔炎

 

主な原因は、風邪ウイルスや細菌、鼻のアレルギー、鼻の形などですが、歯の炎症、極端な偏食、大気汚染、ストレスなども原因として考えられています。
 

急性副鼻腔炎と比べて慢性副鼻腔炎では痛みはほとんどないのが特徴で、鼻汁が出る、鼻がつまる、においがわかりにくい、からだがだるいといった症状が続くのです。
 

そのため風邪やアレルギー性鼻炎などと間違えやすく、こうした症状が続くときは耳鼻咽喉科などを受診して検査を受ける必要があります。
 

細菌などの感染が原因による慢性副鼻腔炎の場合、軽症のうちなら通常は抗生物質の服用や膿の吸引、副鼻腔の洗浄などによって改善され、症状の程度によって異なります。
 

とはいえ治るまでに3カ月程度はかかるので、医師の指示にしたがってきちんと治療を続けることが大切です。
 

放置していたり勝手に治療を中断したりして悪化させると、粘膜がはれてキノコ状の良性のポリープになった、鼻タケができることがあります。
 

そうなると、治るまでに時間がかかり、鼻タケが増えると除去手術をすることもあるのです。
 

アレルギー性鼻炎などで鼻腔の粘膜がはれた場合にも、副鼻腔の入口がふさがり、よく似た症状を起こすことがあります。
 

1カ月以上続くときは耳鼻咽喉科などを受診して検査を受け、まず原因を特定し、適切な治療を受けることが必要です。
 

ここまでは風邪による鼻炎で頭痛が起こる場合を説明してきましたが、次はそれ以外の理由で頭痛と目の痛みが出る病気を見ていきましょう。

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2.風邪以外で頭痛や目の痛みが出る病気とは?

 

①群発頭痛

 

目の奥がえぐられるような強烈な痛みで、片側にのみ痛みがあらわれることがほとんどです。
 

痛みのある側の目は赤く充血し、涙が出てまぶたが垂れ下がることもあり、鼻水や鼻づまり、額に汗をかくなどの症状をともないます。
 

春先や秋口など季節の変わり目にはじまり、一度痛みがあらわれると毎日のように頭痛を起こすようになるのです。
 

痛みは一定期間、たいていは1~2ヵ月くらい続き、その後半年から2~3年としばらく時間がたった後、再び同じような頭痛に見舞われます。
 

頭痛の起こっている期間のことを群発期と呼び、群発期以外の期間は頭痛はすっかり治まってしまっているのです。
 

女性に多くみられる片頭痛に対し、群発頭痛は20~40歳代の男性に多く、女性の4~5倍にのぼるともいわれています。
 

群発頭痛の治療は、薬物療法と酸素吸入法による治療が中心で、群発期間は禁酒を守り喫煙も控え、頭痛を誘発する要因をできるだけ取り除くように過ごすことが大切になります。
 

②三叉(さんさ)神経痛

 

顔のこめかみから目、あご、頬と三本に枝分かれした三叉神経が支配する領域に起こる痛みを三叉神経痛といいます。
 

その多くは脳に流れる血管がこめかみで神経に触れたり神経を圧迫することで起こり、目、あご、頬を中心に突然ぴりぴりと痛みがあらわれます。
 

痛みが三叉神経痛かどうかを確かめる方法は、圧痛点という、指で押さえると痛みが出る点を自分で押さえることで、神経痛が出ているかを確認できるのです。
 

眉毛の内側、頬骨の少し下、そして口角の真下のあごの骨の部分の圧痛点を押さえたときの痛みの有無で三叉神経痛かどうかがわかります。
 

3.風邪の症状で頭痛や目の奥の痛みが出たときの対処法まとめ

 

風邪をひくと頭が痛くなることがありますが、目の奥にまで痛みが出る場合は副鼻腔炎の可能性が高いです。
 

そのまま放置してしまうと悪化してもっと大きな病気につながるので、専門の医師にみてもらうことが必要になります。
 

またその他の原因で群発頭痛や三叉神経痛によっても目の奥が痛むので、その場合もお医者さんに相談することが大切です。
 

原因を特定して、頭痛も目の奥の痛みも解消していきましょう!
 


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