ストレス頭痛の原因を教えてください!
心身に疲れが溜まってくるといろいろな不調が出てきますが、頭痛が起こることもあるのです。
ストレスからくる頭痛は日ごろの習慣が大きく関係してくるので、頭痛薬で手軽に治せるというものでもありません。
そのうち何とかなると思って放置しても、慢性化したりますます悪化したりすることもあるので、適切に対処することが必要です。
そのためにも、ストレスによる頭痛の原因について見ていきましょう。
Contents
1.ストレスによる頭痛の原因とは?
①ストレスによる頭痛には2種類ある!
ストレスによる頭痛には緊張型頭痛と片頭痛があり、緊張型頭痛とは首から背中にかけての筋肉が緊張し頭痛を引き起こすものです。
ところが、心身の過労が毎日のように続くとそれが体の痛みとして現れ、緊張型頭痛が引き起こされることがあります。
神経の緊張が続くことで自律神経のバランスが崩れ、痛みのコントロール機能がきちんと働かなくなるのです。
ただでさえ人は、体重の1/8もある頭を首だけで支えているため筋肉に常に負担がかかり続けています。
そのうえ一日中パソコンを打ったりしていると、肩から頭の後ろの筋肉に拡がりさらに頭痛をひどくしているのです。
それとは逆に、休みの日には心身のストレスから解放されることで、急に血管が拡張し片頭痛を引き起しやすくなります。
このようにストレスを発散しないままで過ごしていることが原因で、頭痛が起こりやすくなってしまうのです。
②頭痛になってしまった時の対処法は?
緊張型頭痛は温める、片頭痛は冷やす、と対処が違っているため、今起きている頭痛がどちらなのかを判断します。
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緊張型頭痛の症状
- 頭全体が締めつけられるような重い痛みがする。
- 朝から晩まで一定の鈍い痛みが続いている。
- 肩や首のこり、軽いめまいを伴っている。
このような症状の場合は、ストレッチやマッサージで筋肉をほぐし、腹式呼吸をすると良いです。
体をほぐすことで余分な力が抜け、深く呼吸をすることでリラックス状態をつくり出すことができます。
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片頭痛の症状
- ズキン、ズキンという波打つような強い痛みがする。
- 頭痛が起きる前にチカチカした光が見えることがある。
- いつもの光や音が気になり、吐き気がする。
- 体を動かすとガンガンと頭に響き、さらに痛くなる。
血管を広げてしまう入浴や運動、マッサージなどは厳禁で、痛む部分を冷やし静かな部屋で休むのが良いです。
片頭痛の場合は動くと痛みが増すので安静にしている事が一番の対処法になります。
ここまではストレスによる頭痛の原因について説明してきましたが、次は頭痛予防に効果的な対策法を見ていきましょう。
2.ストレスを上手に発散して頭痛予防しよう!
①毎日15分昼寝をするといいの?
心身の過労が続くと緊張型頭痛のもととなり、休日に一気に気をゆるめると血管の緊張もゆるみ片頭痛のもとになります。
予防のためには疲れをためないことが大切で、毎日15分昼寝をするとこは、心身の疲れを軽減できるのでかなり有効です。
ちなみにコーヒーを摂取してから20〜30分ほどすると、カフェインの覚醒作用が現れてくれるので昼寝前にコーヒーを一杯飲むと、目を覚ました時スッキリします。
②ストレスに負けないための栄養をとる!
人間の体はストレスにさらされるとアドレナリンを分泌しますが、その不足分を補うためにビタミンCを激しく消費します。
ストレスにさらされやすい環境で生活をしている方は、ストレスを抑える効果があるビタミンCをしっかりとることが大切です。
ほかにはエゾウコギに自律神経のバランスを回復したり、緊張をやわらげて精神を安定させる鎮静作用などの効果があります。
どちらもサプリメントで手軽に摂取できるので、試してみるといいかもしれません。
3.頭痛の特徴と対処法まとめ
ストレスから緊張型頭痛と片頭痛の両方起こることで、平日も休日も悩まされることになります。
それを防ぐためには、15分程度の昼寝をしたりビタミンCを多く取り入れてストレスに強い身体作りすることが大切です。
また普段の食事を気をつけたり、サプリメントを使ったりするだけでも違ってきます。
ストレスを撃退して、頭痛を解消していきましょう!