下痢でお腹が痛いだけでもしんどいのに、さらに熱まで出きた…
 

お腹が痛いときは薬に頼ってしまいがちですが、下痢で腹痛と発熱の症状が出ているときは、気を付けたほうが良いこともあります。
 

場合によっては悪化させてしまうこともあり、また副作用の心配もあるので、なるべく下痢止め薬を使わずに治していきたいところです。
 

そのためにも、正しい対策を知っておくと安心なので腸管感染症とは?と腸管感染症を予防を見ていきましょう。

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1.腸管感染症とは?

 

蒸し暑い梅雨時期から夏にかけては、細菌やウイルスといった病原微生物が、繁殖しやすくなります。
 

腸管感染症とは病原微生物が、水や食べ物などから人間の腸管内に侵入し、そこで増殖することによって下痢など不調を起すことです。
 

不調を起こす病原微生物にはいろいろな種類があります。
 

①腸管感染症を起こす病原微生物

 

  • サルモネラ菌
    食後4~48時間後に40℃近い急な発熱や下痢、腹痛、嘔吐の症状があらわれ、とくに下痢は激しく、水様性の下痢が1日に20回を超えることもある。
  • 腸炎ビブリオ菌
    およそ8~24時間の潜伏後、腹部の不快感に始まり、次いで激しい腹痛や発熱、嘔吐、下痢があらわれる。
  • 黄色ブドウ球菌
    食後1~5時間で激しい吐き気や嘔吐、発熱、下痢が起こり、まれにショック症状を引き起こすこともある。
  • カンピロバクター菌
    潜伏期間は、1~7日(平均2~3日)で、水のような下痢または血便、腹痛、37~38℃の発熱、頭痛、吐き気などの症状があらわれ、風邪と間違われる場合も多い。
  • O157(病原性大腸菌)
    潜伏期間は1~14日(平均3~5日)と、非常に長いことが特徴、主な症状は下痢や腹痛で、ときに激しい腹痛や血便をともなう下痢が起こる。
  • ノロウイルス
    潜伏期間は30時間ほどで、下痢や嘔吐、吐き気、発熱の症状があらわれ、熱は高くても38℃台で、子どもの場合は嘔吐、成人の場合は下痢を引き起こすことが多いのが特徴。

 

②家庭内で注意することは?

 

下痢止めの服用は、原因となっている細菌が体の外に出られなくなってしまうことになるので、安易に薬を服用せず、すぐに医師の診断を受けることが先決です。
 

下痢や嘔吐からくる脱水症状を防ぐため、経口補水液などでこまめに水分補給を行い、食事は症状が改善しはじめたら少しずつ食べます。
 

水様の便のうちはおもゆのような水分を中心にして、柔らかい便になってきたらおかゆにする、といったように便の状態にあわせて少しずつ固形の食べ物に変えていくとよいです。
 

二次感染を防ぐために食品を調理した器具の殺菌消毒を行い、特にノロウイルスだった場合は、しっかりと消毒することが大切で、嘔吐物や便が付着した床やトイレ、衣類まで行います。
 

家庭用塩素系漂白剤を0.1%に薄めた液体での消毒が効果的です。
 

ここまでは腸管感染症とは?を説明してきましたが、次は腸管感染症の予防について見ていきましょう。

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2.しっかり対策して腸管感染症を予防しよう!

 

①予防するために日ごろ注意することは?

 

飲食する前には必ず手を洗い、なるべく出来立てを食るようにし、食べ残した食品は早めに冷蔵にいれます。
 

調理する人は特に念入りに手を洗い、調理を始める前だけでなく肉や魚を触った後も手を洗うようにし、調理中におしゃべりをしたり、鼻や口をこすったりしないよう注意が必要です。
 

のどや鼻の中についたウイルスや細菌などが調理したものにつきそれを食べた人に感染することがあり、ほかには台所、調理器具、食器の消毒・除菌にも気をつけます。
 

肉や魚を使ったまな板、包丁、ボールなどは、洗剤でよく洗い熱湯や除菌剤を使いしっかり除菌し、ゴキブリやハエが菌を撒き散らすので、寄せ付けないように清潔に保つことが大切です。
 

②乳酸菌で身体の中からも予防しよう!

 
 

乳酸菌は腸内環境を整えることから、免疫力を高める効果があるといわれています。
 

日頃から乳酸菌を含む、ヨーグルト、チーズ、漬物、味噌、などを食べることで、体内に侵入してきた病原菌をすばやく排除してくれるのです。
 

しかし、外から摂取した乳酸菌は、時間の経過に従って腸から排泄されてしまうため、毎日食べることが大切になります。
 

腸内の善玉菌を増すオリゴ糖が含まれている、にんにく、ごぼう、はちみつ、などと一緒に食べれば、さらに効果的です。
 

3.まとめ

 

下痢、腹痛、発熱があったら、安易に下痢止め薬を服用せず、すぐに医師の診断を受けることが先決です。
 

静養中は脱水症状を防ぐため、経口補水液などでこまめに水分補給し、食事は便の状態にあわせて少しずつ固形の食べ物に変えていきます。
 

予防対策としては、手を洗うことが一番大切で、ほかには、調理時は食材を水でしっかり洗ったり、しっかり火が通るように加熱することがポイントです。
 

日頃から乳酸菌を含む食べ物を食べて、免疫力を高めておくことも予防対策になるので、下痢しないようにしっかり対策して、蒸し暑い時期も元気に過ごすしましょう!
 


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